皆さんは、見えるはずの
ないものが見えることが
ありますか?
ハーモニーホールふくいで
11月15日(日)に開催された
第35回福井県幼児音楽祭。
この模様を放送するために
中継車で収録を行いました。
福井県内の16の園から
687人の園児が参加。
この日に向けて一生懸命に
練習してきた成果を披露しました。
若い頃、中継車内のモニターに
映っていたのは園児たちの
可愛らしい姿でした。
ところが40歳を過ぎた頃から
それとは違うものも
見えるようになってきたのです。
数年前、我が子がこの音楽祭に
出演した時の事です。
晴れの舞台に備えて
新しい靴下を購入。
本番当日は朝早くから起きて準備。
そしてホールの席取り。
親として一生懸命でした。
そして保育士さんも、
舞台を成功させようと
何か月もかけて熱心に
指導してくださいました。
この一日には保護者や
保育士さんたちの
“思い”と“愛情”がたくさん
詰まっているのです。
子どもたちのパフォーマンスを、
成長の証としたい。
そして大切な思い出にしたい。
そんな思いで園児一人ひとりを
周りで支える人たちの気持ちが
今の自分には、テレビモニターを
通して見えくるのです。
そしてなんだか泣きそうな
気持ちになります。
皆さんも、そんな周りの人たちの
思いと愛情を想像しながら
ごらんください。
放送は、11月30日(月)、
12月1日(火)、2日(水)の
午後2時55分からです。