はじめまして!
経営企画部 総務・経理担当のDAIGOです。
みなさん、「殿上(でんじょう)まいり」って
ご存知ですか?
鯖江市尾花町に約400年前から伝わる
伝統行事で、厄年の男性を雪の急斜面に
放り投げて厄落としをするものです。
先日、そのロケに同行しました。
入社4年目にして初めての体験です。
朝8時、地元の人たちがカンジキを履いて
道を作りながら進む後ろを、ガボリながら
ついていきます。
林道らしき道を転びながら進み、急な斜面を
よじ登り、時々滑り落ちること4時間。
雪に埋もれ背丈より低くなった鳥居をくぐって、
ようやく山頂にある神社に到着しました。
少し休もうと思っていると、いきなり厄男が
引っ張り出され、手足を持たれて斜面に
放り投げられました。
驚くほどの距離を飛ばされる人や、着地した後も
斜面を転がり落ちる人がいて、見物客は大笑い。
私もせっかく同行したのだから、何か仕事をした
足跡を残さなくては…と、
厄年でもないのに自ら志願!
もみくちゃにされ、両手両足引っ張られ、
雪の中に顔からダ~イブ!
K点越えこそならなかったものの、雪の中へ
顔面から突っ込む着地は、
技術点が高いとの評価をいただきました。
仕事を通して、温かい人たちとふれあうことの
出来る制作スタッフを羨ましく思う反面、
こんな過酷なロケはもう勘弁してほしいと思う
貴重な体験でした。
そういえば、会社が設立して25年。
会社の厄払いに貢献できたかなぁ~。